■『論語』里仁「人之過也。各於其党。観過斯知仁矣。」の解釈をめぐって
1 4つの解釈 『論語』の里仁第4の7番目に「子日。人之過也。各於其党。観過斯知仁矣。」があります。宮崎市定の訳文でいうと「子曰く、人の過失にはそれぞれ癖がある。過失のありようでその人物がわかる。」となります(宮崎市定『論語』通し番号 73)。 おそら …
1 4つの解釈 『論語』の里仁第4の7番目に「子日。人之過也。各於其党。観過斯知仁矣。」があります。宮崎市定の訳文でいうと「子曰く、人の過失にはそれぞれ癖がある。過失のありようでその人物がわかる。」となります(宮崎市定『論語』通し番号 73)。 おそら …
1 堺屋太一の遺作 堺屋太一が亡くなったのは、2019年2月8日でした。最後に書いた本が『三度目の日本』だったそうです。堺屋太一の本は、それなりに読んだはずですが、なぜか、読まずにいました。興味がなかったわけではないのに、どうしたのでしょうか。やっと手 …
1 わかりやすいカント『純粋理性批判』の説明 鷲田小彌太『超要約で世界の哲学を読む』にあるカントの『純粋理性批判』の項目がとてもわかりやすく書かれています。かつて手に取って、読み続けられずにお手上げになった本です。解説書などを参照して、たぶんこうだろうと …
1 『説得』『細雪』『息子』 先日、日本語の強調形について記すときに、「舟歌」の歌詞を例文にしたところ、この歌が好きだというコメントをいただきました。歌でも小説でも、義務などなしに楽しむときには、好き嫌いが決定的です。好きな歌なら何度も聞くことになるで …
1 ドラッカーという傍観者 経営学者と呼ばれる人たちの中に、ドラッカーは入らないというのが一般的な見方でしょう。それは妥当なことだと思います。もしドラッカーが経営学者だとしたら、弱点がありすぎです。ドラッカーに経営してもらいたいという経営者など、いると …
1 「舟歌」の歌詞 流行歌のことは、よくわかっていませんし、とくに演歌はまず聞きませんが、「舟唄」という歌は耳に残っています。1979年の作品で、阿久悠の作詞だそうです。あるとき正確な歌詞はどうなっていたのだろうかと思って、でだしを調べてみました。 「 …
1 オンライン講座での工夫 先週末に文章作成講座を行ってきました。今回はオンラインでの講座です。年末にも関わらず、通常よりも多めの方にご参加いただき感謝しています。オンライン受講のみの講座はひさしぶりでした。もう少し工夫すべき点があったなあというのが正直 …
1 振り返るべき大切な本 岩淵悦太郎の『日本語を考える』は、はじめ『現代の言葉』という題で1965年に出版されたとのこと。初版のみで絶版になったものが、改訂されて1977年に講談社学術文庫に入りました。しかしこの文庫本も広く読まれたとはいえません。残念 …
1 「目標と手段」と「目的と手段」 前回、民法についての一筆書きを、池田真朗『民法への招待』で見てみました。池田は、民法と経済原論を比較して、規範意識の有無を指摘しています。経済原論のような「科学」を目指す学問領域の場合、かくあるべしという規範がないの …
1 経済原論と民法 池田真朗の『民法への招待』がすでに第6版になっていました。先日出てきた改訂版をみると2000年の出版になっています。民法の解説部分を読むのなら、新しい版が必要でしょう。しかし私が必要なのは最終章「学習アドバイス」の部分のみでした。 2 …